IT専門職は、特に結果を重視される傾向にあります。素早くプロジェクトを完了できる人は高評価を得られやすいですが、誰が評価を下すのかも重要なポイントです。例えば顧客を例にしても、評価をしてくれる顧客もいればなかなか評価してくれない顧客もいます。そこで正当に評価してもらうためには、まずは顧客選びが重要と言えるでしょう。フリーランスとして活動しているエンジニアなら、頑張っても認めてくれない、仕事内容に対して報酬が低いといった顧客とは契約しないことも大切となります。
正当に評価されるには、高品質の成果物を継続的に納入していくことが基本です。短期間で評価を得ることは難しいため、気長に臨むことが欠かせません。早く評価されたいからと焦ってしまうと、自分を追い込むことになりかねず、焦りからミスを誘発する要因にもなります。急がば回れということわざがあるように、まずはスピードより確実性や精度を重視してみましょう。
また、コミュニケーション力を磨くことも評価を得るために欠かせません。エンジニアは1日中机に座って、黙々と作業するイメージもあるでしょう。しかし、仲間と連携したり、顧客と交渉したりする場面ではコミュニケーション力が重視されます。人あたりが良く、周りから好かれる性格の持ち主はそれだけで正当な評価を得られやすくなるのです。逆に周りから嫌われてしまうと、どんなに仕事を頑張っても高評価を得るのが難しくなるので注意しなければいけません。